称名晩鐘

夕暮れの霧に包まれた称名寺と漁を終えて帰る漁船。二艘の舟は家族であろう。右手で妻と子どもを呼んでいる。前方の舟はワカメを積んで いるのだろうか。



はるけしな山の名におふかね沢の　霧よりもる々いりあひのこゑ 
「金沢八景」【歌川広重画／司馬越平板】（金沢文庫発行　絵はがきより）
    　
  1. 平潟落雁
  2. 乙艫帰帆
  3. 洲崎晴嵐
  4. 野島夕照
  5. 小泉夜雨
  6. 称名晩鐘
  7. 瀬戸秋月
  8. 内川暮雪
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