小泉夜雨
手子神社から内川の入り江を見た図である。この辺が最も景色が変わった場所である。かつては瀬戸の内海と呼ばれて深い入り江だったが新 田開発のために埋め立てられてしまった。雨の絵は八枚中これだけである。
かぢまくらとまもる雨も袖かけて なみたふる江の昔をぞおもふ
「金沢八景」【歌川広重画/司馬越平板】(金沢文庫発行 絵はがきより)
平潟落雁
乙艫帰帆
洲崎晴嵐
野島夕照
小泉夜雨
称名晩鐘
瀬戸秋月
内川暮雪
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